光回線の知識

光ファイバーケーブルにはコネクタの種類が色々ある?

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自宅の固定回線に光回線を選んでいる人は、最近また多くなってきました。
家庭用ゲーム機などでもインターネット接続が必要になり、固定回線が見直されました。

そこで高速通信が出来る光回線でのインターネットが注目されるようになり、最近では
高画質動画の配信もあってかなり普及しているようです。

そんな光回線で使っている光ファイバーケーブルには種類があることを知っていますか?
元々光ファイバーケーブルは色々なところで使われているケーブルなのです。

光ファイバーケーブルには用途に合わせたコネクタの種類がある

自宅に光回線を設置している人なら光コンセントを使っている人も多いかと。
その人なら知っていると思いますが、光コンセントには「SC」と書かれています。

光ファイバーケーブルの差込口にかかれている、このSCという文字は光ファイバーの
コネクタの形状のことです。

光回線を設置するときから見ている人なら知っているはずですが、光回線で使っている
光ファイバーケーブルの差し込みジャックはかなり独特な形をしています。

これをSCコネクタといいますが、家庭で使っている光ファイバーケーブルのコネクタは
基本的にこのSCコネクタだと思います。

光コンセントの差込口もSCコネクタですし、それとつないでいるONUという機材も
SCコネクタでの接続をしているはずです。

家庭で使う光ファイバーケーブルは基本的にこの光回線用のケーブルだけなので
光ファイバーケーブルのコネクタ形状はSCコネクタだけ、と思ってしまうかも。

でも光ファイバーケーブルは光回線にのみ使うわけではなく、他の用途で使う場合は
もっと別のコネクタ形状をしています。

実はSCコネクタというのは光ファイバーケーブルのコネクタ形状の1つでしか無い
ということなのです。

インターネットの光回線以外に計測器やLAN通信も光ファイバーケーブルを使う

ではどんなところで光ファイバーケーブルが使われているのでしょうか。
光回線でもわかるように通信関係では多く使われている、という印象があります。

例えば大きなLANのネットワークを作っている場合、通信情報のロスが少ないので
光ファイバーケーブルを使うことも多いようです。

大企業の社内LANの他には大きなビルの構内配線にも光ファイバーケーブルが
使われています。

またレーザー計測の測量機など光を使った計測器などにも光ファイバーケーブルが
使われることは多いです。

そしてこれら別の使われ方をしている光ファイバーケーブルは、それぞれに
ケーブルコネクタの形状が違っているのです。

まあ使う場所が違うならコネクタの形状も変える必要があるでしょうし。
思った以上に光ファイバーケーブルのコネクタの種類は多い、という印象です。

違う種類のコネクタでも変換アダプタを使ってつなげることが出来る

光ファイバーケーブルには多くの種類のコネクタがあるのですが、それぞれのコネクタは
決まった者同士でしか接続できない訳ではありません。

コネクタの形状が違っても変換アダプタを使って接続すれば、光ファイバーケーブル
として使う事ができるのです。

まあ中には変換ができないコネクタもありますが、基本的に光ファイバーケーブルは
中心に通っている光ファイバー同士が接触をすればデータ通信ができます。

つまりコネクタの形状が違っても中心に光ファイバーがあることに違いがないので
そこをしっかりと合わせることができれば問題なく接続できるのです。

ケーブル自体にも両端についているコネクタの種類が違うという商品もありますし
コネクタの種類が多くてもそれほど気にならない、という印象でした。

光ファイバーケーブルのコネクタの種類と特徴

では実際に光ファイバーケーブルにはどんな種類のコネクタの形状があって
それぞれどんなところで使われているのか確認してみましょう。

基本的なものでは光回線に使われているSCコネクタですが、これは外装に
プラスチックを使ったプラスチックハウジングというコネクタです。

着脱もプッシュプル方式で、かなり手軽にできます。

ちなみにプッシュプル方式とはコネクタを押し込むと簡易ロックされて固定され
引き抜くことでロックが外れて取り外せるようになります。

家庭内では外部から引き込みをした光回線を光コンセントまでつないで、そこと
ONUをつなぐLANケーブルのとして使われています。

他にもケーブルテレビや公衆通信回線などに使われている、光ファイバーケーブルでは
最も一般的なコネクタ形状がSCコネクタです。

ネジ止めでしっかりと接続できるFCコネクタ

簡単に抜けないようにケーブル接続をしたい時にはSCコネクタではなく
FCコネクタという種類のコネクタを使います。

こちらは金属製のハウスを使っていて、この金属部分にネジ山を切ってあります。
簡単に言えばネジ止め式のコネクタがFCコネクタということになります。

着脱にはスクリュー状の回転が必要なので簡単に取れるコネクタではありません。
ただ専用工具などは必要なく、指で回して止めることが出来ます。

コネクタ自体の大きさ、フェルールサイズも一般的なものです。
SCコネクタと同じサイズとなっています。

計測器や光機器などで使われているのがFCコネクタです。

金属ハウジングでも着脱が楽なのがSTコネクタ

FCコネクタと同じく金属ハウジングを使っているのですが、ネジ式の固定ではなく
ワンタッチでの着脱を可能にしたのがSTコネクタです。

バヨネット締結型という、差し込んでねじることで固定ができる独特な固定方式を
使っているのでかなりしっかりと固定ができます。

でもネジ式のようにスクリュー式ではなく、ストッパーから外してちょっと回すだけで
外すことが出来るのでかなり手軽に着脱が出来ます。

手軽に着脱ができるので、SCコネクタと同じく通信関係でよく見られるようになりました。
LANやCATVなどでも多く使われているのがSTコネクタです。

密集して使う事ができるLCコネクタ

コネクタの着脱にはLANケーブルと同じく、ジャックにイジェクトのためのピンが
付いているLCコネクタです。

モジュラージャックやLANケーブルの着脱を考えてもらえればわかりやすいかと。
パソコンを使っている人ならお馴染みのコネクタ形状です。

SCコネクタと同じようにプラスチックハウジングなのですが、そのサイズが約半分
というかなり小さなコネクタとなっています。

フェルールのサイズがSCコネクタの半分なので密集して接続をする時に使いやすく
構内配線や交換機で多く使われています。

着脱に専用工具が必要なMUコネクタ

開発したのがNTTという、光回線に多く使われているコネクタがMUコネクタです。
ただしこちらは主にNTT施設内で使われています。

家庭用ではSCコネクタという普及しているコネクタを使っていますが、基地局など
NTTの施設ではこちらを使っているようです。

形状としてはプラスチックハウジングでLCコネクタと同じくフェルールサイズが
小さいので密集して使う事ができます。

ただ着脱には専用工具が必要なので簡単に外すことが出来ません。
しっかりと止めて簡単に外れないようにしている光ファイバーケーブルです。

光端局装置や光中継機などで使われているコネクタです。

複数の光ファイバーケーブルを一度に接続するMPOコネクタ

今まで紹介してきたのは基本的に光ファイバーケーブル1本を接続する時に使う
コネクタの種類です。

でも一度に複数の光ファイバーケーブルを接続できるコネクタもあります。
それがMPOコネクタです。

コネクタ自体はプッシュプル方式でSCコネクタと同じです。
簡単に着脱ができるのですが、そのサイズはちょっと違っています。

フェルールサイズというのはケーブルの太さに合わせた外装のサイズなので
直径の大きさで表されています。

でもMPOコネクタだけはボックスタイプのコネクタで縦×横のサイズ表記です。
まあ複数の光ファイバーケーブルを接続するので当然ですが。

屋内配線などで多く使われているので、実は家にあったりするかもしれません。

大口径光ファイバーケーブルが使えるSMA905コネクタ

こちらもちょっと変わっていて、光ファイバーケーブルの口径サイズが大きなものを
接続する時に使うコネクタです。

フェルールサイズが3.14mmと普通サイズの2.5mmよりも大きくなっています。
そのために光ファイバーケーブル自体が太いものを使えるようになります。

着脱もFCコネクタと同じでネジ止め式なのでかなりしっかりと止めることが出来て
金属ハウジングで耐久性も高いです。

ただマルチモード光ファイバーという特殊なケーブルで使われることが多く
産業用レーザーや光学分光計などで使われています。

一般的には余り見ることが少ないコネクタかもしれません。

種類は多いが実際に使うのはそれほど多くないのが光ファイバーケーブルのコネクタ

調べてみるとかなり多くのコネクタ種類があることがわかりました。
それぞれに用途も違っていて、実際に使われているコネクタがほとんどです。

それだけ光ファイバーケーブルが多く使われている、ということなのでしょうが実際に
一般人が使う事があるのはSCコネクタくらいかと。

会社で社内LANの管理をしている、建物の配電盤をよく開けているというのなら
他にもいろいろなコネクタの種類を見ているのでしょうが・・・

多分普通に見ることがあるのは最も普及していると言われるSCコネクタと
CATVでも使われるFCコネクタ、STコネクタくらいでしょうか。

しかも変換アダプタを使ってまで接続することもないので、あまり多くの種類を
気にしながら使うということはなさそうです。

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