ADSL

ADSLってまだ使える?いつまで申し込める?

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日本に「インターネット」というものを定着させた功労者と言っても良い「ADSL」が、
その役割をまもなく終えようとしています。

しかし「ADSLが終了すると聞いたのは結構前のような気がするけど、
ADSLっていつまで使えるんだろう?」と思っている人も居るかもしれません。

そこでADSLのサービス終了時期、ADSLが使えなくなる理由、
ADSLに替わるインターネット回線などについて詳しく見ていきましょう。

「あれ?ADSLって既に終了してなかったっけ?」

ADSLユーザーには居ないですが、かつてADSLを使っていた人の中には
「ADSLは既にサービスを終了している」と勘違いしている人も居るはずです。

ADSLサービスが終了するのは
 ・NTTのフレッツADSL・・・2023年1月末
 ・ソフトバンクのYahoo!BB ADSL・・・2024年3月末
で、現状ではまだADSLを使うことができるんですね。

実際に2019年3月末現在で、
フレッツADSL・Yahoo!BB ADSL合わせて約170万件でADSLが利用されています。

ではなぜ「ADSLは既に終了している」と勘違いする人が居るのかと言うと、
NTTもソフトバンクも「新規申込」の受付を終了しているからなんですね。

サービス終了に先立って、NTTは2016年6月末、
ソフトバンクは2019年2月末をもってADSLの新規申込の受付を終了しています。

このADSLの新規申込受付終了のニュースを見て、
ADSLサービスが終了したと勘違いしてしまっているんですね。

ADSLサービス終了とADSLの新規申込受付終了ってどう違う?

2023年や2024年に予定されているADSLサービスの終了は、
ADSLのサービスが一切利用できなくなるということです。

それに対して2016年と2019年の新規申込受付終了は、
単にその時点でADSLが申し込めなくなっただけのことです。

ですからADSLの新規申込受付終了時点でADSLを使っていない人は、
ADSLを使いたいと思っても使うことは基本的にできません。

しかし新規申込受付終了時点でADSLを利用している人は、サービスが終了する
2023年ないし2024年まではADSLを引き続き使うことができるんですね。

Yahoo!BB ADSLは2024年3月末まで使えない可能性も

フレッツADSLは使おうと思えば2023年1月末まで使うことができますが、
Yahoo!BB ADSLは使おうと思っても2024年3月末まで使えない可能性もあります。

ソフトバンクの発表では、2020年3月から地域ごとにサービスを終了していき、
最終的に2024年3月末で全ての地域でYahoo!BB ADSLが使えなくなることに
なっています。

なので2024年3月末までYahoo!BB ADSLを使いたいと思っていても、ソフトバンクに
「あなたの地域は2020年3月でサービス終了です」と言われるかもしれないんですね。

ただソフトバンクは2019年10月から順次ADSL終了の案内をしているので、
現時点でソフトバンクからの案内が来ていなければ、少なくともあと半年ぐらいは
ADSLが使える可能性があります。

とは言えいつソフトバンクから案内が来るか分かりませんから、
Yahoo!BB ADSLのユーザーは早めに乗り換えを検討した方が良いですよ。

一部地域でフレッツADSLが2023年2月以降も使えるって本当?

NTTのフレッツADSLは2023年1月末でサービスを終了しますが、
実は一部地域では2023年2月以降もフレッツADSLを使い続けることができます。

NTT東日本の公式サイトに掲載されているADSL終了に関するページに
「サービス提供終了までに『フレッツ光』が提供されないエリアにおいては、
『フレッツADSL』の新規申し込み受付終了およびサービス提供終了の予定は
ございません」とあります。
(「」内は引用)

ですから現時点でフレッツ光が開通しておらず、なおかつ2023年1月までに
フレッツ光の開通予定が無い地域では、2023年2月以降もフレッツADSLが
使えるんですね。

ただし光回線未開通地域で引き続き使えるのはNTTのフレッツADSLだけで、
ソフトバンクのYahoo!BB ADSLは光回線未開通地域も2024年3月末で使えなく
なります。

光回線未開通なのにADSLが使えなくなる地域もある

いわゆる田舎と言われる地域や山間部では、光回線が開通していないにも関わらず
ADSLも使えなくなる可能性がある地域もあります。

実際、岩手県紫波町にある佐比内地区は光回線が開通していないのに
ADSLが使えなくなる可能性がある地域でした。

岩手県紫波町は国の補助金に頼らないまちづくりを行う「オガールプロジェクト」という
政策を推進しており、そのオガールプロジェクトの成功例として全国の自治体から
注目を集めています。

佐比内地区のような人口の少ない地域にインフラを整備するために国は補助制度を
設けているんですが、オガールプロジェクトを推進する紫波町はこの補助制度を
利用しようとしませんでした。

そのため佐比内地区は光回線未開通なのにADSLも使えなくなる地域に
なってしまう可能性があったわけです。

その後佐比内地区内外からの強い要望によって、
紫波町は国の補助制度を利用して佐比内地区に光回線を開通することを決めました。

佐比内地区は幸いにも光回線が使えるようになりましたが、
オガールプロジェクトを推進している他の町や村でも佐比内地区と同じような状態になる
地域が出てこないとも限らないんですね。

光回線未開通地域でも将来的にはADSLが使えなくなる可能性大

光回線が開通しておらず2023年2月以降もフレッツADSLが利用できる地域でも、
将来的にはADSLが使えなくなる可能性が高いです。

詳しくは後述しますが、
ADSLの回線である「アナログ電話回線」が2025年に廃止される予定となっています。

光回線未開通地域のみ2025年以降もアナログ電話回線を残したとしても、
いずれコストや保守部品調達などの面でADSLサービスを存続させることが
難しくなるはずです。

ですから光回線未開通で2023年2月以降もフレッツADSLが利用できると言っても、
そんなに長くはADSLを使い続けられない可能性が高いわけです。

ただしNTTはアナログ電話回線を全て光回線に置き換える予定にしているので、
2023年1月時点で光回線未開通でも2025年までには光回線が開通する可能性が
あります。

自分の住んでいる地域で光回線が使えるかを調べるには

都市部のADSLユーザーはともかく、田舎と言われる地域や山間部に住んでいるADSLユーザーは自分の住んでいる地域に光回線が開通しているかどうかが
気になりますよね。

光回線未開通ならしばらくはADSLが使い続けられますが、光回線が開通していると
ADSLから他のインターネット回線への乗り換えを検討しないといけません。

自分の住んでいる地域で光回線が使えるかどうかを調べるのは簡単で、
 ・新潟、長野、山梨以東・・・NTT東日本
 ・富山、岐阜、静岡以西・・・NTT西日本
の公式サイトで光回線のサービス提供エリアが確認できます。

現状で光回線が使えるかどうかだけでなく、
光回線の提供が予定されている地域も確認することができますよ。

西日本なら電力会社系光回線サービスでもエリア確認を

静岡(富士川以西)・長野・京都以西の西日本に住んでいる場合は、
NTTだけでなく電力会社系光回線のエリアも確認しましょう。

電力会社系光回線は
 ・コミュファ光(中部電力管内)
 ・eo光(関西電力管内)
 ・Pikara(四国電力管内)
 ・MEGA EGG(中国電力管内)
 ・BBIQ(九州電力管内)
の5つで、それぞれの公式サイトで提供エリアが確認できます。

NTTの光回線は未開通だけど電力会社系光回線は利用できるという地域もあるので、
NTTだけでなく電力会社系光回線の提供エリアも確認しておくと良いですよ。

ADSLの解約方法

ADSL終了に伴って光回線が利用できる地域では、
ADSLから他のインターネット回線への乗り換えを検討しなければいけません。

そうすると当然ADSLを解約することになりますから、
それぞれのADSLサービスの解約方法について詳しく説明します。

現状利用できるADSLは
 ・フレッツADSL
 ・Yahoo!BB ADSL
の2つですが、
現在はソフトバンク傘下の「イー・アクセスADSL」の解約方法も紹介しますよ。

フレッツADSLを解約する

フレッツADSLの解約は電話のみの受付で、
解約受付窓口はNTT東日本・NTT西日本共通で「0120-116116」です。

受付時間は9時から17時で、
年末年始は休業していますがそれ以外は土日祝日でも受け付けています。

ちなみに、先にも書きましたがフレッツADSLのサービス終了は2023年1月末ですが、
2016年6月末で新規申込の受付は終了しています。

フレッツADSLではプロバイダの解約手続きも必要

フレッツADSLはプロバイダが別契約となっているので、
フレッツADSLを解約する場合は別途プロバイダの解約手続きも必要となります。

全プロバイダの解約方法は紹介できないので、
主なプロバイダの解約方法だけ紹介しておきます。

主なフレッツADSLのプロバイダの解約方法は
 ・OCN・・・電話(0120-506-506、10時から19時、日曜祝日、年末年始休業)
 ・ぷらら・・・電話(009192-33、10時から19時、年中無休)
公式サイトの退会フォーム
 ・BIGLOBE・・・マイページ
 ・@nifty・・・マイページ
 ・So-net・・・マイページ
 ・GMOとくとくBB・・・BBnavi(マイページ)
となっています。

一部電話で解約を受け付けているプロバイダもありますが、
マイページで解約手続きができるプロバイダの方が多いですね。

ADSLモデムをNTTに返却する

フレッツADSLのモデムをレンタルしている場合は、
フレッツADSLの解約に伴ってモデムをNTTに返却しなければいけません。

フレッツADSLの解約手続きを行うと、NTTから機器返送用の袋や
着払い伝票などが入った「返送用キット」が送られてきます。

機器返送用の袋にモデムとモデム用の電源ケーブルを入れたら、
あとは着払い伝票と一緒にローソンもしくは郵便局に持って行くだけです。
(ローソン以外のコンビニはダメ)

着払い伝票には返送先の住所と宛名が記載されていますから、
自分で返送先の住所や宛名を伝票に書き込む必要はありませんよ。

着払い伝票を使うことから分かるように、
モデム返却にかかる送料はNTTが負担してくれます。

NTTではADSLモデムの返却期限は特に決められていませんが、
フレッツADSL解約後にモデムを返却しないと買い取り扱いとなって
15,000~20,000円程度のモデム代を請求される恐れがあります。

フレッツADSL解約に伴う違約金、撤去工事費

フレッツADSLには2年契約など契約期間の縛りがありませんから、
基本的にいつフレッツADSLを解約しても違約金は発生しません。

ただしプロバイダには契約期間の縛りを設けているところもあり、
解約時期によってはプロバイダの違約金が発生する可能性はあります。

フレッツADSLのプロバイダの違約金の有無や金額は一律ではないので、
それぞれ利用しているプロバイダのマイページで確認してください。

それから、フレッツADSLでADSL専用型の回線を使っている場合は、
フレッツADSL解約に伴って回線の撤去工事が行われます。
(電話共用型だと撤去工事は無し)

光回線だと回線の撤去工事に費用がかかることもありますが
、フレッツADSLの場合は回線の撤去工事に費用は発生しません。

ですからプロバイダの違約金さえ気を付けておけば、
費用負担ゼロでフレッツADSLを解約することができるんですね。

Yahoo!BB ADSLを解約する

Yahoo!BB ADSLの解約も電話のみの受付で、
解約窓口の電話番号は「0800-1111-820」です。

受付時間は10時から19時、年末年始を含めて年中無休となっています。

Yahoo!BB ADSLを解約する際には先の電話番号に電話をかけますが、
どこから電話をかけても良いわけではありません。

ソフトバンクではYahoo!BB ADSLの契約者情報と電話番号を紐づけしているので、
Yahoo!BB ADSLの連絡先として登録している電話番号からでないと解約の手続きが
できないんです。

通常は自宅の固定電話番号か携帯電話番号を連絡先として登録しますが、どの番号を
登録しているか分からない場合はYahoo!BBのマイページで確認しておきましょう。

Yahoo!BB ADSLはプロバイダの解約手続き不要

フレッツADSLでは別途プロバイダの解約手続きが必要でしたが、
Yahoo!BB ADSLではプロバイダの解約手続きは不要です。

Yahoo!BB ADSLはプロバイダがセットになっているので、
Yahoo!BB ADSLを解約するとプロバイダも自動的に解約となります。

解約手続きが1度で済むという点では、
フレッツADSLよりもYahoo!BB ADSLの方が手軽ですね。

ADSLモデムをソフトバンクに返却する

フレッツADSLの時と同様に、モデムをレンタルしている場合はYahoo!BB ADSLの
解約に伴ってモデムをソフトバンクに返却することになります。

Yahoo!BB ADSLでは返送用キットは送られてこないので、
自分で用意した返送用の箱に
 ・モデム
 ・電源ケーブル
 ・LANケーブル
 ・モジュラーケーブル
 ・ターミナルアダプタ(設置されている場合のみ)
を全て入れて
 〒272-0001
 千葉県市川市二俣678-55
 ESR 市川ディストリビューションセンター3階 北棟N8
 ソフトバンク返品センター 宛
に送ればOKです。

もしYahoo!BB ADSLのモデムを受け取った時の箱が残っているなら、
それを使っても良いですよ。

フレッツADSLのモデム返送料はNTTが負担してくれますが、
Yahoo!BB ADSLではモデムの返送料はユーザー負担となります。

モデムを返却しないと高額な違約金が発生

ソフトバンクの「機器レンタル規約」によると、
Yahoo!BB ADSLを解約した翌月の20日がモデムの返却期限となっています。

この期日までにモデムの返却が完了しない、もしくは期日内に返却しても
 ・モデム
 ・電源ケーブル
 ・LANケーブル
 ・モジュラーケーブル
 ・ターミナルアダプタ(設置されている場合のみ)
のいずれかが欠けている場合は47,520円(又は61,920円)の高額違約金が
請求されてしまいます。

返却した機器が故障・破損している場合も修理費用を請求されるので、
Yahoo!BB ADSLのモデムを返却する際は緩衝材などでしっかり梱包しておきましょう。

Yahoo!BB ADSL解約に伴う違約金と撤去工事費

Yahoo!BB ADSLには、
 ・契約期間の縛りが無い「通常タイプ」
 ・2年契約の「バリュープラン」
の2つのプランがあります。

契約期間の縛りが通常タイプを利用している場合は、
いつYahoo!BB ADSLを解約しても違約金は発生しません。

しかし2年契約のバリュープランを利用している場合は、
更新月以外の解約では9,500円の違約金が発生します。

Yahoo!BB ADSLはプロバイダがセットになっているので、通常タイプでも
バリュープランでも別途プロバイダの違約金が発生することはありません。

またYahoo!BB ADSL解約に伴う回線の撤去工事に費用はかかりません。

イー・アクセスADSLを解約する

イー・アクセスADSLは現在ソフトバンク傘下となっていますが、
ソフトバンクでイー・アクセスADSLの解約手続きは受け付けていません。

イー・アクセスADSLの解約手続きは、
イー・アクセスADSLで利用しているプロバイダで受け付けています。

イー・アクセスADSLのプロバイダの問い合わせ先は下記のURLで確認できます。
http://www.eaccess.net/inquiry/provider_list.html

プロバイダで解約手続きを行えば、
イー・アクセスADSLとプロバイダがセットで解約となるので、
別途ソフトバンクでイー・アクセスADSLの解約手続きを行う必要はありません。

イー・アクセスADSLはモデムの機種によって返却先が違う

イー・アクセスADSLでは、モデムの機種によって返却先が違います。

モデムの機種名が
 ・WD701CV
 ・DR207C/DR206C/DR205C/DR204C
 ・DR304CV/DR302CV/DR302CAV
 ・DR202C/DR202CA/DR201C
 ・WD606CV/WD605CV
 ・DR320CV
の場合、返却先は
 〒436-8501
 静岡県掛川市下俣800番地
 NECプラットフォームズ株式会社 装置製造部レンタルグループ
 電話番号0537-22-1144
です。

モデムの機種名が
 ・WD701CV(C)L/WD701CV(K)L/WD701CV(F)L
 ・DR207L
 ・WD606CV(C)L/WD605CV(C)L/WD605CV(K)EL
 ・DR202C-U
 ・DR30F/CE
 ・TE4561C
 ・TE4551/TE4571E
 ・TE4121C/TE4111C
 ・Broadband BLASTER BRITEPORT 8100C
だと、モデムの返却先は
 〒272-0001
 千葉県市川市二俣678-55
 ESR市川ディストリビューションセンター3階北棟N8
 ソフトバンク(eA)返品センター
 電話番号044-330-3441
となります。

末尾にアルファベット1文字付いているかいないかで返却先が変わる場合もあるので、
イー・アクセスADSLのモデムを返却する際は注意が必要ですよ。

イー・アクセスADSLではプロバイダの違約金が発生する可能性あり

イー・アクセスADSL自体は契約期間の縛りが無いので、
解約に伴う違約金は発生しません。

しかしイー・アクセスADSLで利用しているプロバイダによっては、
2年契約などの縛りが設けられていることがあります。

2年契約など契約期間に縛りが設けられているプロバイダを利用している場合は、
更新月以外に解約すると違約金が発生します。

違約金の有無や金額については、
それぞれ利用しているプロバイダに問い合わせてください。

ADSLサービスが終了するのはなぜ?

ADSLサービスが終了する大きな理由としては
 ・ユーザー数の減少
 ・保守部品の枯渇
 ・アナログ電話回線の廃止
の3つが挙げられます。

ユーザー数が減少するとコストに見合った料金収入が得られなくなる、
すなわちADSLサービスでは採算が取れなくなってきているんですね。

ADSLのメンテナンスに必要な保守部品が枯渇状態に陥っており、
近い将来基地局などのメンテナンスができなくなる可能性があります。

ADSLはアナログ電話回線を使って通信するんですが、
その大元の回線であるアナログ電話回線が2025年に廃止される予定です。

ADSLのユーザー数はピーク時の10分の1

ADSLのユーザー数が大幅に減少したことによって、採算が取れなくなり、
ADSLの通信品質が維持できなくなってきています。

1999年のADSLサービス開始以降、
順調に契約件数は増え続け、2006年3月末には約1450万件に達します。

その後光回線の登場によってADSLの契約件数は減少に転じ、
2019年3月末現在ではピーク時の10分の1近くの約170万件となっています。

これだけ急激にユーザー数が減少していると、なぜADSLが終了するのかと言うよりも、
よくここまでサービスを続けてこられたという思いの方が強くなりますね。

生産終了による保守部品の枯渇

ADSLの基地局などのメンテナンスに使う保守部品の生産が終了してしまっており、
近い将来、ADSLの保守部品が枯渇してしまいます。

保守部品が枯渇すると基地局などのメンテナンスが行えませんから、
頻繁に通信障害が発生するなど、ADSLの通信品質が大幅に落ちてしまうんですね。

NTTもソフトバンクも数年分のストックは抱えていますが、保守部品の生産が
終了している以上はストックは減っていく一方で、いずれ底をつきます。

保守部品のストックが底をつく前の2023年・2024年にADSLサービスを
終了させるしかないんですね。

2025年にアナログ電話回線が廃止予定

ADSLの大元の回線であるアナログ電話回線が2025年に廃止される予定で、
2025年以降はADSLサービスを提供することが難しいんですね。

NTTは固定電話やADSLで使われているアナログ電話回線を廃止して、
光回線に置き換えることを計画しています。

ADSLでアナログ電話回線が使えなくなるのは、
光回線で光ケーブルが使えなくなるのと同じで通信そのものができなくなります。

2024年にアナログ電話回線から光回線への切り替えが開始されるので、
それに先立ってADSLサービスが終了するというわけです。

「光回線への乗り換えがお得」という勧誘電話には要注意

現状でも100万件以上のADSLユーザーが居り、ADSL終了に伴う乗り換えで
光回線事業者によるユーザーの激しい奪い合いが起こると予想されます。

恐らくADSLユーザーの元には、
光回線への乗り換えを勧める電話が日に日に増していくのは間違いありません。

ただ、こうした勧誘電話をかけてくる業者の中には「騙してでも契約を取ろう」と
考えている不届き者が居ます。

実際にフレッツ光の代理店がNTTを名乗って「今乗り換えるとお得」などと
フレッツ光への乗り換えを勧めてくることがあります。

またソフトバンクの代理店がソフトバンクを名乗り、
ソフトバンク光やSoftbankAirへの乗り換えを勧めてきたりします。

自発的にお得な乗り換えを勧めてくれる事業者や代理店なんて、
ハッキリ言って存在しません。

ユーザー側がしつこく聞かないとお得なプランを出してこないぐらいで、
事業者や代理店の方から「お得なプランがある」と電話をかけてくることなんて
絶対にありません。

光回線の勧誘電話をかけてくる業者の多くは「ユーザーを騙してでも契約を取ろう」と
考えていると思っておいた方が良いですよ。

アナログ電話回線廃止に伴う勧誘電話にも注意

余談ですが、アナログ電話回線が廃止されて光回線に切り替わっても、
サービスを切り替えたり電話機を買い替えたりする必要はありません。

固定電話回線がアナログ回線から光回線に切り替わっても、固定電話の契約はそのまま引き継がれます。

また2025年以降も当分の間は、アナログ電話機がそのまま使えるようにNTT側に
交換機を設置することになっています。

今後2025年が近付くにつれて、「このままでは固定電話が使えなくなる」と不安を煽り、
光電話やIP電話への切り替え、電話機の買い替えを勧める電話を受ける機会が
増えるはずです。

将来的には光電話やIP電話への切り替え、
それに対応した電話機の買い替えが必要になることがあるかもしれません。

しかし当分はサービスの切り替えや電話機の買い替えは不要ですから、
こういった勧誘の電話に騙されないように注意しましょう

ADSL並の料金で使えるインターネット回線はある?

ADSLが使えなくなる以上は他のインターネット回線に乗り換えるしかありませんが、
他のインターネット回線に乗り換えたことで料金負担が増えるのはやっぱり嫌ですよね。

とは言え、Yahoo!BB ADSLのバリュープランだと月1,600~2,000円台で
利用できますが、さすがにこれだけ安い料金で利用できるインターネット回線は
ADSL以外にはありません。

モバイルルーターで通信量が月20GBぐらいに制限されているプランを利用すれば、
料金を月2,000円台に抑えることも可能です。

しかし通信量無制限となると、いくら安くても月3,500円前後はかかってしまいます。

光回線だと
 ・戸建て・・・月5,000円前後
 ・集合住宅・・・月4,000円前後
ですから、場合によってはADSLから光回線に乗り換えることで料金が
2倍ぐらいになってしまうことも考えられます。

いずれにしても、ADSLから他のインターネット回線に乗り換えることで
料金が高くなることは覚悟しておいた方が良いですよ。

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